入院預かり
こんにちは。看護師の下垣です。
だんだんと涼しく感じる日が増えてきましたね。私は先日、いつもと同じ感覚で寝て起きたら風邪を引いてしまいました…
みなさんもお気をつけくださいね。
今回は“入院預かり”について書かせていただきます。
当院では治療の必要なわんちゃんねこちゃんのお預かりを“入院預かり”という形でお預かりしています。
投薬や処置が必要なわんちゃんねこちゃんは、一般のペットホテルではお預かりが難しい場合がほとんどです。
当院では、そんな子たちも安心して預けていただけるよう環境を整えています。
先日、約1週間お預かりをしていたミニチュアシュナウザーのカイトくん。
カイトくんは若齢ですがてんかん発作が起きてしまう持病を持っていてお薬がかかせません。てんかん発作のお薬以外にも数種類のお薬を毎日飲んでいて、ドッグフードも専用の療法食を食べています。
お預かり中はなるべくストレスがかからないよう、ご飯の回数やお薬のタイミングや飲ませ方などお家の環境に近づくように管理しました。
最初はやはり警戒心からなかなか心を開いてくれませんでしたが、お預かりして3日目には尻尾を振ってくれたり呼び掛けに反応してくれたりと気持ちが通じるようになってきて、こんな笑顔を見せてくれるようになりました!
入院する子もそうですが、私はいつも自分の子のように愛情を持って接したいと思っています。そうすることでわんちゃんねこちゃんもリラックスして心を開いてくれるようになるからです。
カイトくんのお母さんもお預けの時はとても心配そうにされていましたが、お迎えの時にお預かり中のリラックスした様子の写真をお見せすると安心してくださいました。
帰り際に、カイトくんにお母さんが「カイちゃんよかったね」と声をかけている姿を見て、私も幸せな気分にしてもらいました。
カイトくん、カイトくんのお母さん、また次回のご来院お待ちしています♫
動物医療センター とよた犬と猫の病院
動物看護師
下垣 弥生