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糖尿病とクッシング症候群

数ヶ月前から、たくさん水を飲み尿もすごく多い。すごく痩せてしまった。毛も生えてこない…

こんな主訴で数ヶ月前に初診来院されたアミちゃん。

各種検査結果から、糖尿病とクッシング症候群という内分泌疾患であると診断しました。

飼い主様には、毎日の食事管理・朝晩のインスリン注射・内服薬を頑張っていただいています。そのおかげで、治療前の体重が3.6kgでしたが今は5.0kg、多飲多尿もおさまり、また全身の毛も生えそろいました。

ワンちゃんの糖尿病は絶対的にインスリンが不足するタイプであり、インスリン注射が欠かせません。また、インスリンを効きづらくしてしまう疾患が併発することも多く、アミちゃんは副腎ホルモンが出すぎてしまう病気も併発していたため、こちらの治療も行っています。そして何よりも飼い主様の献身的なケアのおかげで、写真のように見違えるほど改善しました!

当院は外注に頼ることなく院内で内分泌検査(甲状腺・副腎疾患)とフルクトサミン検査(糖尿病)ができるため、迅速に診断および治療のモニターが出来ます。何か気になる症状がございましたら、ご相談ください。

そして今回、ブログで紹介することを快諾してくださったアミちゃんと飼い主様、ありがとうございました!

動物医療センター とよた犬と猫の病院

院長 北原康大

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