top of page

猫のアレルギー性皮膚炎

こんにちは!動物看護師の下垣です。

最近は暖かかったりまた寒くなったりする気温の変化についていくのがやっとですが、みなさん体調崩されていないでしょうか?

インフルエンザも流行っていますし、新型コロナウイルスの情報も毎日ニュースで目にして恐怖を感じますが、予防はうがい・手洗いが基本なので欠かさずやっていこうと思います。あとは睡眠が大事だそうです!

今回は我が家の茶トラ猫、あおくん(4歳)のお話です。

あおくん、アレルギーになってしまいました…!

昨年11月頃に突然、目の上と耳の皮膚が赤くなっているのに気付きました。

本人はあまり気にしていないようでしたが、普段きれいな耳の中も赤くなり耳垢が出ていて、耳の奥から炎症が起きている様子が見受けられました。

まずは食事アレルギーを疑い、早速アレルギーが起きにくい除去食を与え始めると赤みは徐々に引いていき、1ヶ月もするとすっかりきれいになりました!

「あ~治って良かった!あおくん食事アレルギーだったんだね」と思ったのも束の間、今度は両脇・両内股に皮膚炎を発見しました。

そのうち治るかな?と思っていましたが、全然治らずに赤くなってすごく痒そう…(◞‸◟)

見ているとやはり舐めているので痒いようでした。

アレルギー用のフードを食べていても皮膚炎ができてしまったので、この子の原因は食事アレルギーだけではないみたいです。

フードは継続しながら、今度はアレルギーのお薬を飲むことになったのですが、そのお薬は液体で、猫用とは書いてあるものの独特なにおいがあり、あおくんの大好きなおやつに混ぜても気付いてしまって口をくちゃくちゃさせて全く飲むことができません。

もちろん無理やり飲ませても泡ぶくになってよだれがすごく出てしまうので何か良い方法はないものか…と考えてたどりついたのが、「カプセル」投与です!

あおくんの場合、少しでもお薬が付着しているとにおいで気付いてしまうので、サイズの違うカプセルを二重にしてにおいや液漏れをシャットアウトしました。

作るのに少し手間はかかりますが、お薬とは気付かずにこれで上手に飲んでくれています。そして、皮膚炎もきれいに治ってきました(^O^)

アレルギー性皮膚炎は、

・食事アレルギー

・アトピー

・ノミアレルギー

・混合型

などなど様々な原因があります。その子その子に合った対処が必要です。

また、お薬の投与方法などでお困りのことなどありましたらお気軽にご相談くださいね♪

動物医療センター とよた犬と猫の病院

動物看護師 下垣 弥生

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
カテゴリー
アーカイブ
タグから検索
bottom of page