食事の重要性
私は健康のため、強さ引き出す乳酸菌R-1を毎日愛飲しています。
そのおかげか、体調を崩すことは全くありません。
毎日口にする『食事』は、私たち人間だけでなく、
ワンちゃん・ネコちゃんにとっても非常に重要です。
食物有害反応・食事アレルギーというのですが、その子の体質的に合わない食事によって慢性的な消化器症状・皮膚症状が出てしまいます。
最近の診療の中で、食事はやはり重要だなと再認識した患者さんがいましたので、その話をします。
慢性的な下痢で悩んでいたネコちゃん
繰り返す嘔吐に悩んでいたワンちゃん
皮膚の強い痒みに苦しんでいたワンちゃん
この子たち、最初は内科的にお薬を使って治療していたのですが、いまいち反応がよろしくないので、食事の影響を疑って病院がお勧めする処方食に変えたところ、すっかり良くなりました!飼い主様も大変喜んでいらっしゃいます。
もちろん、消化器症状や皮膚症状の原因は様々です。はじめから食事療法をするわけではありません。各種検査にてその他疾患の除外を行い、薬に対する反応性を見ながら、いよいよ食事の影響を疑う段階になるわけです。飼い主様と私たち動物病院スタッフが、よくコミュニケーションをとって時間をかけて初めて治療が成功するものだと思います。
慢性的な症状で悩んでおられる方がいらっしゃいましたら、あきらめずに一度当院にご相談ください。
動物医療センター とよた犬と猫の病院
院長
北原 康大